頂相ちんそうー祖師たちの絵姿」

美術館・博物館

  • 「<ruby>頂相<rt>ちんそう</rt></ruby>ー祖師たちの絵姿」 重要文化財《春屋妙葩頂相》自賛 慈照寺蔵
「禅」の教えは達磨から始まり、師から弟子へと伝えられ、今もその法脈が受け継がれています。法が受け継がれる際、その象徴として師の絵姿や袈裟が弟子に継がれます。その絵姿のことを「頂相」といいます。頂相は法を嗣いだ証であるだけでなく、師の回忌法要の際にもかかげられます。相国寺は、夢窓疎石(むそうそせき)を勧請開山(本来その寺の開山でない僧を開山として信仰すること)に仰ぐ寺院です。夢窓疎石の遺徳を仰ぐ開山忌、第二世の春屋妙葩(しゅんおくみょうは)の普明忌などは、今も相国寺の重要な仏教行事として執り行われています。本展覧会では、狩野派・住吉派に属する職業絵師や相国寺の画僧が手掛けた夢窓疎石の頂相をはじめ、相国寺とその塔頭に伝わる頂相を多数公開。相国寺本山ゆかりの禅僧と、相国寺の塔頭それぞれに育まれた禅僧の営みを、頂相を通してご覧ください。
日程
2024年3月17日(日)~7月21日(日)
10:00~17:00(受付終了16:30)
Ⅰ期 2024年3月17日(日)~5月12日(日)
Ⅱ期 2024年5月26日(日)~7月21日(日)
料金
800円
場所
相国寺承天閣美術館
電話
075-241-0423
休館日
展示期間中は無休

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